高千穂あまてらす鉄道、新車両の正式運行は2017年春に---まくらぎ交換

鉄道 エンタメ・イベント
高千穂鉄橋を試験運転中の新車両
高千穂鉄橋を試験運転中の新車両 全 11 枚 拡大写真

宮崎県高千穂町の「高千穂あまてらす鉄道」(=あま鉄、高山文彦社長)は、去る12月11日に新車両を導入、今月23日に本格運行する予定だったが、これに伴う枕木(まくらぎ)交換延期のため2017年3月の運行開始を目指すことになった。

あま鉄は旧高千穂鉄道跡で観光用の「スーパーカート」を走らせており、全長352m、水面からの高さ105mという高千穂鉄橋がスリル満点と観光客らに人気。今回の新車両導入は定員増を図るためのもの。

新車両はこれまでのスーパーカートより大幅に重量が増える。これに対応するため12日からは老朽化した鉄橋の枕木(まくらぎ)交換の作業が進められてきた。当初は100本を交換する予定だったが、より安全性を高めるため、新たに100本の枕木(まくらぎ)を追加交換することとなった。

その第2次交換作業は2月になる見込み。そのため正式運行は3月に変更することとなったという。あま鉄総務の高見遥子さんは「この間に新車両のカラーリング作業も進めます。春休みには皆さんにお乗りいただけると思いますのでご期待ください」と案内している。

《嶽宮 三郎》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  2. BMW『8シリーズ』初代オマージュの「エディション M ヘリテージ」登場、世界限定500台
  3. スズキの人気トールワゴン『ソリオ』開発責任者が語る、「顔だけじゃない」マイナーチェンジの真価
  4. ポルシェ『911』がオフロード車に! 独ルーフが『ロデオ』量産モデルを初公開
  5. ニックネームは“赤いコスモ”、50年前に登場した2代目ロータリースポーツ【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る