三菱 eKスペース、eKスペースカスタム 大幅改良…新デザイン、快適装備など充実

自動車 ニューモデル 新型車
三菱 eKスペースカスタム(左)とeKスペース(右)
三菱 eKスペースカスタム(左)とeKスペース(右) 全 16 枚 拡大写真

三菱自動車は21日、スーパーハイトワゴンタイプの軽自動車『eKスペース』『eKスペースカスタム』の大幅改良モデルを発表、同日より販売を開始した。フロントデザインを大幅に変更し、より個性を強めたほか、後席の空気を循環させるリヤサーキュレーターに「ナノイー」機能を追加するなど、快適性・利便性を向上させた。

軽スーパーハイトワゴン市場は、2003年にダイハツ『タント』が発売されて以来、各社軽自動車販売の主力としてラインアップを展開、2014年には70万台に届くほどに急成長した。三菱は、激化する市場に対し存在感を高めるべく、より個性、強みを押し出した改良モデルを投入することでシェア確保をねらう。

eKスペースは、従来カスタムモデルのみの設定だったターボエンジン搭載車を新たに設定。標準車でもより力強い走りが欲しいという層に応える。また予防安全機能「e-アシスト」とマルチアラウンドモニター(バードアイビュー機能付)を標準装備とした「G セーフティパッケージ」「T セーフティパッケージ」を追加した。

eKスペースカスタムは、e-アシストとマルチアラウンドモニターに加え、オートマチックハイビーム、オートライトコントロールを標準装備とした「カスタム G セーフティパッケージ」「カスタムT セーフティパッケージ」を新設定。2車種ともに安全性を大きく向上させている。

今回の改良の目玉がフロントデザインの大幅変更だ。eKスペースはより親しみやすく、カスタムはより力強く存在感あるフロントデザインとした。カスタムには、三菱自動車のSUVモデルを中心に採用されているデザインコンセプト「ダイナミックシールド」の概念が採り入れられている。

ターボエンジン搭載車には13km/h以下になるとエンジンを停止してガソリンの消費量を抑える「コーストストップ機能」を追加。これにより0.2km/リットルの燃費向上を実現。2WDでは自然吸気モデルの22.0km/リットルを上回る22.2km/リットルを達成している。

また室内空間が広いスーパーハイトワゴンならではの快適装備としてeKスペースの特徴的な装備となっているリヤサーキュレーターに肌や髪にやさしい弱酸性の「ナノイー」放出機能を採用したほか、消臭シート生地や黄砂・花粉などの除去に貢献するクリーンエアフィルターの採用など、女性や子どもがいるファミリーにも嬉しい機能を充実させている。

価格はeKスペースが123万9840円から、eKスペースカスタムが156万8160円から。

《宮崎壮人》

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