山陽新幹線、携帯電話どこでも利用可能に 12月22日から

鉄道 企業動向
携帯電話サービスの今回のサービス開始区間(赤)。それ以外の区間(緑)は既に携帯電話が利用できる。
携帯電話サービスの今回のサービス開始区間(赤)。それ以外の区間(緑)は既に携帯電話が利用できる。 全 2 枚 拡大写真

JR西日本は12月21日、山陽新幹線の峠山トンネル(新山口~厚狭間)から小倉駅まで、携帯電話サービスを利用できるようにすると発表した。12月22日の初発からサービスを開始する。これにより、山陽新幹線では全ての区間で携帯電話を利用できるようになる。

山陽新幹線は、新大阪(大阪市淀川区)~博多(福岡市博多区)間を結ぶ新幹線。全体の半分を占める約280kmがトンネル区間で、携帯電話を利用できない場所が多かった。JR西日本は2010年から「携帯電話不感地帯」の解消するための対策工事を進め、このほど全線での工事が完了した。

JR西日本は引き続き対策工事を進める方針。北陸新幹線では本年度から金沢~黒部宇奈月温泉間や黒部宇奈月温泉~新親不知トンネル西側間で対策工事を行っている。

《草町義和》

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