ゴールド免許を失うのが嫌で逃走、衝突事故で男を逮捕

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17日午前1時ごろ、兵庫県尼崎市内の国道2号で、パトカーの追跡を受けていた乗用車が交差点で車両2台と衝突する事故が起きた。この事故で1人が軽傷。警察は乗用車を運転していた62歳の男を逮捕している。

兵庫県警・機動パトロール隊によると、同隊のパトカーが尼崎市内の国道2号を走行していたところ、交差点の右折レーンを直進していった乗用車を発見。停止を命じたが、クルマはこれを無視して逃走した。

パトカーはただちに追跡を開始。クルマは国道2号を約2kmに渡って逃走したが、尼崎市東難波町5丁目付近(片側2車線の直線区間、信号機なし)で、交差道路から進入してきた別の乗用車と出会い頭に衝突。その先にある交差点(信号機あり)で、信号待ちをしていたトラックにも衝突している。

この事故でトラックを運転していた43歳の男性が打撲などの軽傷。逃走していたクルマを運転していた同市内に在住する62歳の男にケガはなく、警察は道路交通法違反(通行区分違反)の現行犯で逮捕。自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)容疑でも調べを進めている。

聴取に対して男は「ゴールド免許でなくなるのが嫌だった」などと供述しているようだ。警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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