【CES 17】ボッシュの空き駐車スペース誘導サービス…米国初公開へ

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ボッシュとメルセデスの空き駐車スペース誘導サービスの試験運用
ボッシュとメルセデスの空き駐車スペース誘導サービスの試験運用 全 1 枚 拡大写真

ドイツに本拠を置く自動車部品大手、ボッシュは12月中旬、2017年1月に米国ラスベガスで開催されるコンシューマー・エレクトロニクス・ショー2017(CES 2017)において、「コミュニティ ベース パーキング」を米国初公開すると発表した。

毎年1月に行われるCESには、世界中から家電、コンピューター、オーディオメーカーなどが参加。新製品や最新テクノロジーを披露する世界最大規模の見本市として知られる。

コミュニティ ベース パーキングは、とくに欧米の都市部において、路肩にある駐車スペースに需要があることに着目して開発。駐車スペース探しをサポートし、ドライバーの負担を軽減するのが狙い。

走行中に、路上に駐車された車両間の空いているスペースを、超音波センサーが検知および測定。その情報が、クラウドに送られる。その後、ボッシュのアルゴリズムが駐車スペースの情報の裏付けを行うことで、駐車状況を予測する。また、近くで走行している車両がリアルタイムで地図にアクセスするため、ドライバーはその情報に従って、駐車可能な場所に移動できる。

現在ボッシュは、メルセデスベンツ社との提携により、ドイツ・シュトゥットガルトにおいて、コミュニティ ベース パーキング コンセプトを試験運用中。ボッシュは、「同様のパイロットプロジェクトを2017年、米国でも行う予定」と説明している。

《森脇稔》

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