【スズキ スイフト 新型】ブレーキアシスト用センサーはトヨタセーフィティーセンスCと同等品

自動車 ニューモデル 新型車
スイフトに搭載されたデュアルセンサーブレーキサポート用のセンサーモジュール。単眼カメラ+レーザーレーダー。
スイフトに搭載されたデュアルセンサーブレーキサポート用のセンサーモジュール。単眼カメラ+レーザーレーダー。 全 4 枚 拡大写真

スズキは以前からブレーキアシスト機能に積極的に取り組んでいる。これまでにも、スバルのアイサイトにも採用されている日立オートモティブシステムズ社製のステレオカメラを、軽自動車としては他社に先駆けて『スペーシア』に搭載してきた。

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それが新型『スイフト』では、「単眼カメラ+レーザーレーダー」に変更された。この組み合わせは、「トヨタセーフィティセンスC」のデバイスと同一である。これについて情報・予防安全開発課第一課の千葉光弘課長は「トヨタセーフティセンスCとハードウェアは同じものですが、制御ソフトウェアには違いがあります」とのこと。事実、スペックには違いがある。トヨタセーフティセンスCは歩行者検知を謳っていないが、スズキのデュアルセンサーブレーキサポートでは、「自動ブレーキが作動した時の速度が約5~約30km/h未満であれば、歩行者との衝突を回避できる場合がある」としている。

千葉氏は「(デュアルセンサーブレーキサポートのデバイスは)ソフトウェアの開発も含めて、コンチネンタルから調達しています。以前のステレオカメラを利用したデバイスと比べて、コストは安くなり、機能的には新たにハイビームアシストが加わりました」とアピールする。

昨今のニューモデルには欠かせないブレーキアシスト機能は、メガサプライヤーが、ハード・ソフト含めてモジュールごと供給し実現する事例が多い。今回のスズキの場合は、低コストで多機能な点が評価されているようだが、今後もサプライヤー間の性能/コスト競争が激化しそうだ。

デュアルセンサーブレーキサポートは、ACC(アダプティブクルーズコントロール・約40~100km/h対応)と、カーテン&サイドエアバッグとのセットでメーカーオプションとして用意される。価格は9万1800円(MT車)または9万6120円(AT車)。

《佐藤耕一》

日本自動車ジャーナリスト協会会員 佐藤耕一

自動車メディアの副編集長として活動したのち、IT企業にて自動車メーカー・サプライヤー向けのビジネス開発を経験し、のち独立。EV・電動車やCASE領域を中心に活動中。日本自動車ジャーナリスト協会会員

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