【GARMIN VIRB ULTRA30 インプレ後編】専用ソフトを使って、撮った動画を実際に編集してみた

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パソコンの無料ソフトでビデオを自動作成してみた。時速37kmなどの情報が表示されている
パソコンの無料ソフトでビデオを自動作成してみた。時速37kmなどの情報が表示されている 全 10 枚 拡大写真

ガーミン社のアクションカメラ「VIRB ULTRA(バーブ・ウルトラ)30」をロードバイクのハンドルバーに取りつけて、走り回って収録した動画をスマホアプリ「GARMIN VIRB」やパソコンソフトの「VIRB Edit」を駆使して編集してみた。

まずは動画作成の準備

記録されたパフォーマンスデータは、無料のスマホアプリ「GARMIN VIRB(Android/iOS)」とパソコン用ソフトウェア「VIRB Edit」により、簡単に映像の編集や管理が行える。取得したG-Metrixデータも取り込むと動画とシンクロされ、撮影時はどのくらいのスピードだったのか、どのくらいの高度だったのか、どのくらいの加速度だったのか、実際の体験のように臨場感を追加する。

今回の動画収録においてはアクセサリーとしての別売りセンサーは一切使用していない。VIRB ULTRA30に内蔵されているGPSと加速度センサーのみが起動し、その瞬間の位置や速度、高度などのパフォーマンスデータを撮影と同時にキャプチャしていった。湘南海岸でロードバイクに搭載したVIRB ULTRA30で要所を録画しながら、あわせて16クリップを撮影。それを素材として動画編集初体験。

まずはパソコンにVIRB Editをダウンロード。付属のUSBケーブルで本機とパソコンを接続するとデスクトップに外部メディアとしてガーミンデバイスが出現する。この段階でパソコン内に収録した動画を保存することも可能だ。VIRB Editを立ち上げると「クリップと写真をインポート」というボタンがあるのでそれを押す。こうして本機からVIRB Editに動画がインポートされていく。

実際に動画編集をしてみた

続いていよいよ「ビデオの作成」だ。複数のクリップがある場合はそれぞれのサムネイルが表示されるので、必要なクリップを選んで指定の位置にドラッグアンドドロップする。再生を押すと収録動画が再生されるので、必要なところ以外を切り捨てていく。クリップとのつなぎ目はフェイドインやフェイドアウト、画面を上下左右のどこから次のシーンに移行させるかなどを選択。さらにはBGMを決め、必要に応じてタイトルなどを入れていく。こうしてできあがったものを保存すれば「mp4」形式の書類が生成され、あとはSNSやYouTubeなどどんなところにも投稿できる。

さて、編集作業は楽しいのだが、それも面倒だなと思ったら「ビデオの自動作成」を選択しよう。ステップは3つだけ。どのクリップを使うかを選択。作りたいビデオにマッチしたテーマを選択する。そしてエクストリームやスピード系などのアクティビティを選択。これだけでまあまあの見応えのあるビデオを作り上げてくれる。あたかもホームビデオに慣れていないお父さんが撮った素材を、プロのビデオ編集者が体裁を整えてくれるといった感じだ。

動画完成!初心者でもこのレベルのものができるという見本に

動画撮影初体験ということもあり、できあがったビデオはNG集の感も否めないが、初心者でもこのレベルのものはできるという意味で失敗クリップもあえて使用して自動制作してみたのでご覧いただけると嬉しい。

タイムラプスという機能もおすすめだ。これは被写体を長時間にわたり撮影し続けるコマ送り動画の撮影のこと。VIRB ULTRA30の連続稼働は1時間半なので、それを超えるサイクリングなどで使用するといい。雲や星の流れや植物の生育などを記録するのもいい。撮影開始時間を設定する時差タイムラプスモードを利用すれば、寝過ごして日の出撮影を取り逃すこともない。

《山口和幸》

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