【高崎クラシックカーフェスティバル16】クラウン、グロリア、ルーチェなどの国産高級車

モータースポーツ/エンタメ エンタメ・イベント
トヨタ クラウンHT2600スーパーサルーン(1972年)
トヨタ クラウンHT2600スーパーサルーン(1972年) 全 25 枚 拡大写真

去る12月25日に群馬県高崎市で行われた「高崎クラシックカーフェスティバル」(伊香保おもちゃと人形自動車博物館主催)。ここでは国産の高級車や4ドアサルーンを紹介しよう。

特異なスタイルで目を引いたのは、トヨタ『クラウン』HT2600スーパーサルーン(1972年)。通称”クジラ”と呼ばれる4代目だ。4M型2.6Lエンジンを搭載した最上級グレードで、七宝焼きのオーナメントや西陣織のシート、後席エアコン、トランク内冷蔵庫などの豪華装備が満載されている。「安全装備」とうたう運転席専用の灰皿は今となっては意外な装備。現在2オーナー目でオリジナル性が高く、4ドアに比べ2ドアハードトップは極めて少ないことからも希少車だといえるだろう。

通称”ハチマキ”と呼ばれる4代目、プリンス『グロリア』(1964年)も上位グレードの「スーパー6」だ。搭載するエンジンは直列6気筒 2000ccの「G7型」。日本の量産車としては初めてのSOHCエンジンで、しかも小型車では唯一の6気筒車となる。漆黒のボディにピカピカのモール類が輝いていた。

縦置き角型4灯式ヘッドライトのマツダ『ルーチェ』レガード(1977年)も、同シリーズの高級バージョン。この個体はその中でもトップグレードとなる「リミテッド」で、13B型ロータリーエンジンに5速MTが組み合わされている。オートリバース機能を備えたカセットテープデッキ(ドルビーノイズリダクション付き)などは当時の高級装備のひとつだ。

《嶽宮 三郎》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「これなら日本人に受ける」BYD初のPHEVワゴン発表に、SNS衝撃「出たら買うのに!」
  2. 崖っぷちの日産、追浜・湘南2工場閉鎖検討、国内でも事務系の早期退職募集へ[新聞ウォッチ]
  3. デ・トマソ、新型スーパーカー『P72』正式発表 限定72台をオーダーメイド
  4. 「バカ売れするやつだこれ」SNS大盛り上がり! トヨタ『カローラクロス』のGRスポーツ、日本導入は
  5. スズキ『ジムニー』での車中泊をもっと快適に! 専用フルフラットマットが新登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. VWと米ウーバーが提携、『ID. Buzz』の自動運転車を運行へ
  2. 【学生向け】人とくるまのテクノロジー展 2025 学生向けブース訪問ツアーを開催…トヨタ、ホンダ、矢崎総業、マーレのブースを訪問
  3. 地域再エネ活用の収益を還元、ホンダ N-VAN e:を茨城県神栖市へ無償提供
  4. BYDが「軽EV」の日本導入を正式発表、2026年後半に
  5. シェフラーがヴィテスコ合併後初の出展、ポートフォリオ拡大と顧客対応力をアピール…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る