【新聞ウォッチ】フォードもメキシコ新工場計画を断念、トランプ氏の批判受け?

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フォード、新工場をアナウンス。
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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。


2017年1月4日付

●青学3連覇、箱根駅伝(読売・1面)

●NYダウ一時170ドル上昇、欧州株も高値発進(朝日・4面)

●円安一時118円、2週間ぶり水準(朝日・4面)

●老いとともに、運転卒業いずれは自分も(朝日・26面)

●企業景気調査「緩やかに回復」4割、前回比倍増、円安、輸出改善(毎日・1面)

●海外の思い出胸に、成田空港帰国ピーク(毎日・1面)

●韓国日産不正認める、認定書類検察捜査応じる方針(産経・11面)

●JR30年歩み7社7様、進むスリム・多角化、格差は拡大(産経・26面)

●米通商代表に対中強硬派、日米鉄鋼協議を主導、ライトハイザー氏(日経・1面)

●カーシェア加速、オリックス、法人専用サイト、三井不動産系、関西圏に進出(日経・7面)

●2017トップ人事注目は(日経・9面)

●私の履歴書3、カルロス・ゴーン、母親を悩ませた問題児(日経・36面)


ひとくちコメント

官公庁や金融業界の関係者などきょうから仕事始めの人も多いが、気になるのは年明けの為替や株式相場の動きだろう。

2017年の取引がスタートしたニューヨーク株式市場は、大企業で構成するダウ工業株平均が取引開始直後から上昇し、一時前営業日(昨年12月30日)の終値(1万9762・60ドル)より、170ドル以上も値上がり。終値も前日より119.16ドル高い1万9881.76ドルと2万ドルの大台に限りなく迫っているそうだ。

きょうの朝日などが取り上げているが「原油の先物相場が1年半ぶりの高値水準をつけことも上昇につながった」そうだ。また、「トランプ次期政権への期待感は強く、いずれ2万ドルを超える」との専門家筋の観測も伝えている。

もっとも、締め切りの関係からきょうの各紙の朝刊では触れていないが、米大手自動車メーカーのフォードモーターが、メキシコに16億ドル(約1900億円)を投じて建設する予定の新工場の計画を撤回し、米国内の工場の開発機能を強化して、700人の雇用を生み出すと発表したと電子版では報じている。

それによると、計画撤回の理由について「生産を予定していた小型車の需要が減ったため」と説明したそうだが、ただ、トランプ次期大統領は、フォードを含む米企業が、人件費が安く関税がかからないメキシコに生産拠点を移すことで、国内の雇用が奪われていると強く批判。今回のフォードの判断は、トランプ氏の意向が強く影響したものと思われる。

メキシコでは、日産自動車、マツダ、さらにトヨタ自動車なども生産設備の増強を打ち出しており、フォードの白紙撤回が今後の投資計画にどんな影響を与えるのかも注目したい。

《福田俊之》

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