米国のトランプ次期大統領が、トヨタがメキシコに新工場を建設していることをTwitterで批判した。これに対して、トヨタの米国部門が声明を発表している。
トランプ氏のTwitterでの発言は、トヨタがメキシコ新工場で生産する『カローラ』を、米国で販売しようと計画していることを批判したもの。メキシコから米国に輸入するなら、関税として、多額の国境税を課す可能性をTwitterで示唆していた。
トランプ氏の発言を受けて、トヨタの米国部門は1月5日、声明を発表。「トヨタは米国に10の工場を持ち、13万6000人を雇用している。投資総額は、およそ219億ドル」と、米国経済への貢献をアピール。
さらにトヨタは、「トランプ政権と協力関係を築いていくことを、楽しみにしている」とコメントしている。