京急グループが芝大門エリアにホテル…西武系名門など競合多いゾーン

鉄道 企業動向
芝神明商店街と大門交差点(右)。新たなホテルはこの商店街の先に建つ
芝神明商店街と大門交差点(右)。新たなホテルはこの商店街の先に建つ 全 5 枚 拡大写真

東京プリンスホテルにザ・プリンスパークタワー東京と、西武グループの名門ホテルが構える芝大門・増上寺界隈。ここに京急がホテル事業で乗り込む。その名も「京急EXイン 浜松町・大門駅前(仮称)」。2019年春のオープンをめざして建設準備をすすめる。

今回、京急が新規に出店する現場は「東京都港区芝大門1丁目」で、この土地を新たに取得し、建設工事に着手するという。このあたりは、プリンス系の巨大ホテルをはじめ、芝大門ホテルやホテルメルパルク東京など競合ひしめくエリア。

「住所は港区芝大門1-15-4。もともとコインパーキングとして利用されている土地で、今後、ホテル建設へ向けて準備していく」

京急が教えてくれた住所は、第一京浜(国道15号)の大門交差点から路地ひとつ裏手に入った、芝神明商店街に沿う土地。すぐ近くに芝大神宮、その先に増上寺が広がり、東京タワーまでは歩いていける距離。「ビジネスからレジャー、2020東京オリンピック・パラリンピックに向け、国内旅行者や訪日外国人などのニーズにこたえるホテルに」と京急。客室数は135室を予定。運営は京急イーエックスインが行う。

また、その仮称のとおり、京急EXイン 浜松町・大門駅前(仮称)は、JR・東京モノレールの浜松町駅、都営大江戸線・浅草線の大門駅、さらに都営三田線の御成門駅を最寄り駅にし、「3駅6路線が利用でき、アクセスがいい」という。

京急グループは、空港線の天空橋駅と穴守稲荷駅の間に京急EXイン 羽田(仮称)を2017年度中に、その2年後に同 浜松町・大門駅前(仮称)をオープンさせ、京急EXイン14店舗で合計2914室を整える構え。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
  2. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  3. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
  4. 雨天・高速走行時の浮き上がりを防ぐ! ダイハツ『エッセ』など4車種用「スポーツエアロワイパーブレード」を発売
  5. 【ダイハツ ムーヴ 新型試乗】「カッコよさ」盛り込んだ軽ハイトワゴンの逆襲…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る