トヨタ 86、米国でリコール…車両が勝手に動き出すおそれ

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サイオンFR-S(トヨタ86)
サイオンFR-S(トヨタ86) 全 4 枚 拡大写真
トヨタ自動車のFRスポーツカー、『86』。同車の最新モデルが米国市場において、リコール(回収・無償修理)を行う。

これは、米国トヨタ販売が明らかにしたもの。2017年モデルの86の一部車両に関するリコールの内容を公表している。

今回のリコールは、オートマチックトランスミッションの不具合によるもの。米国トヨタ販売によると、納車前の整備の段階において、ATのキーインターロックのコネクターが接続されていない可能性がある。

この場合、ATセレクターがパーキング以外でも、車両のキーが抜けるおそれがあり、車両が勝手に動き出し、事故を起こすリスクが高まる。なお、ボタンスイッチ式のエンジンスターター仕様は、対象外。

リコールの対象となるのは、2017年モデルの一部。米国で販売されたおよそ94台の車両が、リコールに該当する。米国トヨタ販売は、対象車を保有する顧客に連絡。販売店において、リコール作業を実施する予定。

《森脇稔》

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