VWグループ世界販売、3.8%増の1031万台…過去最高 2016年

自動車 ビジネス 海外マーケット
VWゴルフ
VWゴルフ 全 4 枚 拡大写真
欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲングループは1月10日、2016年の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は過去最高の1031万2400台と、2年ぶりに1000万台の大台を突破。前年比は3.8%増だった。

2016年の市場別販売は、最大市場の中国が、前年比12.2%増の398万2200台と回復。小型車に対する減税の効果で、販売を伸ばす。中国を含めたアジア太平洋地域でも、9.7%増の431万8700台と、前年実績を上回る。

また北米は、前年比0.8%増の93万9100台と、微増ながら前年超え。このうち米国は、前年比2.6%減の59万1100台にとどまった。これは、2015年9月に発覚した排ガス不正問題の影響。

ロシアも、前年比4.3%減の16万6900台と、引き続き減少傾向。一方、信用不安から抜け出した欧州は、前年比4%増の420万6500台と、増加傾向。地元ドイツも0.2%増の128万9300台と、前年実績を上回った。

フォルクスワーゲングループのマティアス・ミュラーCEOは、「2016年は挑戦の1年だった。ディーゼル問題の解決と克服において、大きな進展を示すことができた」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  3. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  4. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  5. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る