次世代型自動車運搬船「アポロン ハイウェイ」、ジャパン・マリンユナイテッドから川崎汽船に引渡し

船舶 企業動向
次世代型自動車運搬船「アポロン ハイウェイ」
次世代型自動車運搬船「アポロン ハイウェイ」 全 1 枚 拡大写真

ジャパン・マリンユナイテッドは6日、有明事業所(熊本県玉名郡長洲町)で建造していた川崎汽船向け次世代型自動車運搬船「アポロン ハイウェイ」を引き渡した。

新造した船は、パナマ運河拡張に対応した幅広新船型の自動車運搬船で、ジャパン・マリンが受注した自動車船4隻シリーズの3番船。

3層のリフタブルデッキを含む13層のデッキを持ち、乗用車、トラック、重車両のほか、鉄道車両などの長尺・大型貨物も積載可能。省エネ技術として、水面上の船首部に風圧抵抗低減形状を採用し、自動車運搬船に大きな影響をもたらす風による抵抗を低減する。

また、船尾には舵前端部にSURF-BULBを装備しており、プロペラ旋回流のエネルギーロスを回収し燃料費の削減に寄与する。

このほか、高効率プロペラ、冷却海水ポンプ、機関室通風装置のインバータ制御、発電機エンジン排ガスエコノマイザ、ボイラー水エマルジョン装置、LED照明、低摩擦塗料、遮熱塗料などの多様な省エネ・CO2削減技術を採用した。

《レスポンス編集部》

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