【東京オートサロン2017】シビックのセダンは寄居工場で生産…今夏に日本で復活

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ホンダ埼玉製作所寄居工場 完成車組立(参考画像)
ホンダ埼玉製作所寄居工場 完成車組立(参考画像) 全 4 枚 拡大写真

ホンダは、今年の夏に日本市場に復活させる『シビック』シリーズ3タイプのプロトタイプを出展した。セダン、ハッチバックおよび「TYPE R」で、いずれも日本では初公開。同社はこのうち、セダンを埼玉製作所寄居工場(同県寄居町)で生産する計画も明らかにした。

シビックのセダンは2010年12月にハイブリッド車のみで行っていた国内販売を休止しており、約7年ぶりに生産・販売を復活させる。このセダンには1.5リットルの直噴ターボエンジンを搭載する。シリーズ3タイプのうち、ハッチバックとTYPE Rは、集中生産する英国工場から輸入する計画だ。

寄居工場は現在、『フィット』、『ヴェゼル』、『グレイス』、『シャトル』という同じプラットフォーム(車台)の4モデルを生産しているが、やや車体サイズが大きめのシビックセダンを加える。寄居工場は、国内では最も新しい四輪車生産拠点。「世界のマザー工場と位置付けており、グローバルモデルとして重要なシビックを生産することにした」(日本本部長の寺谷公良執行役員)という。

また、ピックアップトラックやミニバンといったライトトラック系の需要が好調な北米で、ライトトラックの生産を増強するため、北米向けのシビックを日本で補完生産する計画もある。ホンダは時期を明らかにしていないが、寄居工場で生産するシビックの一部は輸出にも振り向けていくことになる。

《池原照雄》

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