【東京オートサロン2017】ネプロスシリーズ、工具キャリア、グッズ充実のKTCブース

自動車 ニューモデル モーターショー
KTCブース(東京オートサロン17)
KTCブース(東京オートサロン17) 全 19 枚 拡大写真

KTC(京都機械工具)もオートサロンに毎年出展している企業のひとつだ。今年は人気のネプロスの新製品4点、ネプロスの新キャラ、ツールボックスの新色、工具用のキャリアバッグ、ターポリンリュックといったグッズ類と豊富な展示で盛り上がっていた。

新製品は、6.3sqと9.5sqのラチェット各1本と6.3sqのハンドル2本の計4本。ラチェットはロングタイプ。ハンドルはこれまでスタンダードサイズだけだったものにロングとショートが追加され、これでネプロスシリーズのラインナップは大抵の用途・サイズに対応したことになる。

ネプロスはラチェットのギアを通常の36枚から90枚に増やし、小さい角度でもしっかりトルクをかけることができる。小さい角度でも絞めつけや緩めができるということは、小さい隙間でレバーのストロークがとれないようなところでもしっかり作業ができるということだ。一度使うとその感触と作業性の良さで多くのエンジニア、メカニックの評価を得ている。

すっかり定番商品となった漆塗りラチェットシリーズも健在で、最近では海外からの問い合わせも増えているという。また、KTCには「ケイティ(K.T.)」という公式キャラがいるのだが、昨年新たにネプロスのキャラクターとして「匠 鏡子さん」が加わった。鏡子さんはケイティのいとこだそうで「効きネプロスのお作法」をメールマガジンで教えてくれるという。

今年はグッズ関連の展示も増えたのが、KTCブースの特徴でもある。まず目を惹くのは「ZUCA」製のKTCオリジナル製品のキャリーバッグだ。ZUCAは機内持ち込み可能サイズで大径ホイールが特徴の実用性の高いキャリーバッグで、スタイリスト、カメラマンなどにも愛用者が多い。そのZUCAキャリーバッグが工具用キャリーケースとしてKTCブランドで昨年12月から発売されている。中には5つのポーチが収納され、専用の工具ケースも入っている。

ターポリンのリュックも新商品として追加され、既存のリュックやショルダーケース、グローブ、防寒具、人気の工具ノートなどオフィシャルショップではなじみのある製品が、ブースでは手に取って確かめることができる。

カラーバリエーションが豊富なツールボックスにも新色が追加され、展示してあった。シーベッドブルーとランドブラウンの2色だ。落着きのある色合いでなかなかしぶい。

KTCというと高品質だが、相応に高いというイメージがある。今年からWRCに復活するトヨタチームの正式工具はKTCが採用されるなど、実際そうなのだが、ブース担当者によれば「たしかにラチェットの品質は音にまでこだわることもありますが、製品のラインナップは多く、グッズ類も力を入れているので、もっと気軽に接してほしい」とのことだ。

ブースは工具やツールボックスだけでなく、紹介したようなグッズ、アパレル用品(スパナ柄のネクタイなどもある)もたくさん展示してある。入りやすくいろいろな商品をウィンドウショッピングのように楽しめる。

《中尾真二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る