【東京オートサロン2017】これは目立つ! 電気で光る塗料、でもどうやって?

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スーパールミロールペイント(東京オートサロン2017)
スーパールミロールペイント(東京オートサロン2017) 全 4 枚 拡大写真

蛍光塗料や電飾、イルミネーションで飾った車やカスタムカーはこれまでも見かけたことがあるが、塗料が光る車というのは珍しい。それも電気で光るという。配線などはどうするのだろうか。

【画像全4枚】

東京オートサロン会場東8ホール、BOOMCRAFTのブース(日本カーラッピング協会と共同ブース)は、カスタムランボルギーニが何台も展示され、各種イベントで盛り上がっていたが、その一角に「電気で光る塗料」と書かれたパネルを発見した。「スーパールミロールペイント」と呼ばれる特殊な塗料で、通電することで発光する。

LEDやELシートでもない。塗料が発光するので表面はただのカラーリングやペイントそのものだ。塗料の塗り方でいろいろな形で光らせることが可能だ。幾何学模様やアート作品など、なにを描いてもよい。ただし、通電させるため「配線」が必要なので光る塗装面の制限はある。細かい模様を光らせたいなら、面で発光するようにして、その上から普通の塗料でマスクすればよい。文字などはこの方法で発光させれば、宣伝や広告、営業車などに使ってもよさそうだ。

ちなみに、みたところ「配線」と思われるケーブル類が見当たらないので、どうなっているのか聞いてみた。配線は、塗装前の下地に導電性の塗料で描くそうだ。光らせたい面のフチどるように一方の電極として描く。もう一方の電極をその中に描く。このとき、フチどりの電極は閉じないように隙間をあけておく。もう一方の電極を通すためだ。

この状態で発光する塗料を塗り、配線の部分は普通の塗料などで表から見えないようにする。バッテリーなどからのリード線による配線は見えないところで導電塗料の配線とつなげばよい。

《中尾真二》

テクノロジージャーナリスト・ライター  中尾真二

アスキー(現KADOKAWA)、オライリー・ジャパンの技術書籍の企画・編集を経て独立。現在はWebメディアを中心に取材・執筆活動を展開。インターネットは、商用解放される前の学術ネットワークの時代から利用し、ネットワーク、プログラミング、セキュリティについては企業研修講師もこなす。エレクトロニクス、コンピュータのバックグラウンドを活かし、自動車業界についてもテクノロジーを中心に取材活動を行う。

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