米トヨタ、54万台を追加リコール…タカタ製エアバッグ

自動車 テクノロジー 安全
トヨタ カローラ 米国仕様2011年モデル
トヨタ カローラ 米国仕様2011年モデル 全 1 枚 拡大写真

トヨタ自動車が1月13日、国土交通省に届け出たタカタ製エアバッグのインフレータの不具合によるレクサス『IS』『LFA』のリコール(回収・無償修理)。このリコールが、米国に拡大した。

今回のリコールは、助手席用2段展開制御式エアバッグのインフレータ(膨張装置)の不具合によるもの。ガス発生剤の吸湿防止が不適切なため、温度および湿度変化の繰り返しによりガス発生剤が劣化。その結果、エアバッグ展開時にインフレータ容器が破損するおそれがある。

日本国内でリコールの対象となるのは、レクサス『IS250』『IS250C』『IS350』『IS350C』『IS F』『LFA』の6車種。2010年11月12日から2012年12月26日に生産された合計2244台が、リコールに該当する。

1月13日、米国トヨタ販売は、日本と同様のリコールを米国で行うと発表。米国では、日本での6車種に加えて、2009‐2012年モデルの『カローラ』、2007‐2009年モデルおよび2012年モデルの『ヤリス』(日本名:『ヴィッツ』)、2007‐2009年モデルおよび2012年モデルのレクサス『ES』など。合計でおよそ54万3000台がリコールされる。

米国トヨタ販売は、対象車を保有する顧客に通知。販売店において、エアバッグ一式またはインフレータを改良品と交換するリコール作業を行う。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  2. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  3. 三菱自動車、国内販売は5期連続増 2025年4~9月期実績
  4. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  5. アバルト最初のSUV『パルス』、Netflix『ストレンジャー・シングス』仕様をブラジルで限定発売…隠し装備も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る