【東京オートサロン2017】会社のガレージにある往年の名車3台をレストア…エンドレス

自動車 ニューモデル モーターショー
エンドレスが展示したプリンス『スカイライン』
エンドレスが展示したプリンス『スカイライン』 全 9 枚 拡大写真

長野県佐久市に本社を構えるエンドレスは「東京オートサロン2017」に会社のガレージにある往年の名車を3台レストアして展示した。その3台とはプリンス『スカイライン』、BMW『2000C』、そしてトヨタ『パブリカ』だ。

【画像全9枚】

スカイラインについては詳しく説明するまでもないが、日産自動車が1966年に吸収合併したプリンス自動車の車で、初代は1957年に生産が開始された。今回披露したモデルは61~62年にかけて販売されたもので、貴重な1台だ。

また『BMW2000C』も貴重な1台で、65年~69年にかけて西ドイツ(当時)で販売された2ドアクーペ。日本への輸入台数が少なく、なかなか手に入らなかった車として知られている。

そしてパブリカ。これはトヨタ自動車が国民車構想を受けて開発した800ccの乗用車で、この開発にはさまざまなエピソードが残っている。車名の「パブリカ」は一般公募で決まった名前で、「パブリック・カー」の略で国民車にふさわしいとしてつけられた。価格は38万9000円だった。

「もちろんこの3台はちゃんと走ります。会社のガレージには古い車が10台以上ありますので、来年は別の車を持ってこようと考えています。楽しみにしてください」と同社関係者は話す。

同社は1987年にレーサーであった花里功氏が創業した会社で、自らの経験を活かしてもっと性能のいいブレーキを目指しブレーキパットの開発を始めた。今では足回り全般の製品を手がけ、今年30周年を迎える。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 米トヨタ、新世代オーディオマルチメディアシステム発表…『RAV4』新型から搭載へ
  2. 免許不要で歩道走行可能な新型4輪モビリティ、全幅59cmの「CURIO Q1」初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  3. 「日本カー・オブ・ザ・イヤー」10ベストカーが10月30日発表へ、ノミネート車35台をチェック!
  4. トヨタ『カムリ』新型に「GT-Sコンセプト」、スポーツセダンの新境地を提示…SEMA 2025
  5. マツダの新型EVセダン『6e』、衝突安全テストで最高評価の5つ星…ユーロNCAP
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る