AMG専売店世界初オープン、今後モデルレンジもさらに広げていく…AMG最高経営者

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AMG東京世田谷
AMG東京世田谷 全 8 枚 拡大写真

メルセデス・ベンツ日本は、東京世田谷に世界初となるAMG専売店、AMG東京世田谷をオープンした。そのショールームのコンセプトは“モータースポーツを日常に取り込む”だという。

現在AMGは50を超えるモデルを有しており、「パフォーマンスセグメントの中で最も幅広いモデルレンジを展開している」とは、このショールームオープンのために来日したメルセデスAMG最高経営責任者のトビアス・ムアース氏の弁。

このショールームの外観は、「ドイツのアファルターバッハ市にあるAMG本社のデザインを継承。そして、室内のコンセプトはモータースポーツを日常に取り込む。すなわちサーキットをショールーム内に具現化することだ」とムアース氏。全体のレイアウトは、「モータースポーツの様々なシーンを再現し、ユーザーをAMGの世界に誘っていく。目指したのは、総合的なAMGリテールワールドを創造することだった。あらゆる、タッチポイントでユーザーに最上級の体験をしてもらえるようにしている」と説明した。

2016年、AMGの販売台数は全世界で10万台弱と新記録を更新。ムアース氏は「これは2015年に比べて44%以上の増加だ」。同時に日本においても、5608台のAMGモデルを販売し、記録的な年になった。「この世界的な成功は魅力的な商品群とともに、それぞれのマーケットにおけるパートナー各社の強固のコミットメントがあったからこそだ」と話す。

2008年以来400を超えるAMGパフォーマンスセンターが40カ国でオープンし、今後、オーストラリアなどに専売店も設立を予定するなど、「今後さらに大きなターゲット達成を目指す。そのために、モデルレンジもさらに広げていく」と積極的にビジネスを進めていくことを語った

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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