東武鉄道は1月18日、鬼怒川線(栃木県日光市)のSL列車『大樹』の運行開始日を8月10日に決めたと発表した。2017年度は土曜・休日を中心に約100日間運転する。
発表によると、1日の運行本数は3往復。下今市~鬼怒川温泉間の12.4kmを約35分で結ぶ。列車はJR北海道から借り入れたC11形蒸気機関車1両(C11 207)と車掌車1両、客車3両、ディーゼル機関車1両の計6両で構成される。客車の座席定員は約200席の予定。
下今市駅では、4月21日のダイヤ改正から運転を開始する新型特急「リバティ」などとの接続が検討されている。東武は「リバティ」とSL列車の両方を利用してもらうことで「時空を超える旅」を提供するとしている。