【新聞ウォッチ】ガソリン価格6週連続値上がり、レギュラー130円台高値で推移

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ガソリン給油(参考画像) (c) Getty Images
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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2017年1月19日付

●トランプ氏異例の船出へ、21日未明就任式、支持率4割、民主議員60人欠席(読売・1面)

●駅転落対策周知せず、声掛けなど、JR西、東海、北、九州も(読売・1面)

●燃料電池車普及へ13社連携トヨタ、BMWなど研究成果を共有(読売・8面)

●GMも雇用に協力、1100億円投資(読売・9面)

●ガソリン6週値上がり(読売・9面)

●日産ミャンマーに攻勢、中古車を輸入規制、新車販売に期待、「サニー」生産開始(朝日・8面)

●トランプ次期米政権に日本企業、一喜一憂(産経・11面)

●「匠」の作品、一挙展示、レクサスが伝統工芸支援(東京・7面)

●東芝、損失5000億円超も、米原発事業、資本支援を要請(日経・1面)

●タカタの法的整理提案、支援候補2陣営、車各社も賛同、事業は継続(日経・1面)

●インド生産車日本に初輸出、スズキ、海外で人気の150ccバイク(日経・15面)

●中古車の競売、同業買収を合意、最大手のUSS(日経・15面)

ひとくちコメント

新しい年が明けてもガソリン価格の高値が続いている。資源エネルギー庁が発表したレギュラーガソリン1リットル当たりの店頭価格(1月16日時点)が、全国平均で130.9円となり、前週に比べ0.4円上昇したという。原油価格の上昇を反映したもので、元日で調査を見送った1月の第1週を除き、昨年末から6週連続の値上がりとなっている。

きょうの各紙も「ガソリン6週値上がり」(読売)などと報じているが、地域別でみると、34都道府県が値上がりし、上昇幅は和歌山(1.6円高)や鳥取・新潟(各1.4円高)、東京・愛媛(各1.2円高)などが大きかったそうだ。

一方、きょうの毎日は「原油高影響じわり」とのタイトルで、「ガソリンや灯油、化学製品の原料になるナフサなどの石油製品が値上がりしている」としながら「昨年末の石油輸出国機構(OPEC)加盟国などの協調減産合意以降の原油価格上昇を反映したもので、家計にも影響を与えそうだ」と伝えている。

ガソリン価格などの推移については、「原油価格がやや下落し、為替も円高に転じたので、来週は横ばいになるのでは」と石油情報センターは予測しているが、しばらく高い水準を維持するとの見方もある。新車購入の際には、燃費性能を重視するユーザーも多く、軽自動車やハイブリッド車などのエコカーに人気が集まる傾向が強まりそうだ。

《福田俊之》

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