ウィラーエクスプレス、新型シート「ReBorn」リボーンを発表…快適を追求

自動車 ニューモデル 新型車
新シート「ReBorn(リボーン)」を搭載したウィラーエクスプレスの新規導入車両。三菱ふそう製のスーパーハイデッカー車。
新シート「ReBorn(リボーン)」を搭載したウィラーエクスプレスの新規導入車両。三菱ふそう製のスーパーハイデッカー車。 全 8 枚 拡大写真

都市間高速バスを運行するウィラーエクスプレスは19日、新シート「ReBorn(リボーン)」を発表した。快適さを追求したシェル型の独立シートとなっており、今年2月下旬から東京~関西便、3月下旬からは東京~名古屋便のそれぞれ1往復に投入する。

リボーンは同社が約3年を要してシートメーカーの天龍工業と共同開発したもの。「高速バスでの移動は疲れる」というイメージを覆すことを目標に、移動しながらでも上質な睡眠を取れるよう、シートの設計やサービスの開発を行った。

シートはプライベート空間を保持するためにFRP製のシェル(外殻)で囲まれた構造となっており、その中に配置されるシートの幅(クッション最大幅)は590mm。フルリクライニング時の傾斜角度は156度だが、シェル型のために後席に影響を与えることはない。また、シートクッションには部位によって異なる堅さや感触のものを採用しており、フルリクライニング時には座面が沈み込む「ゆりかご構造」となっていて、長時間乗車でも腰の痛みを感じにくい。前席後部に足を伸ばした状態入れられる構造となっており、身長約187cmの男性でも快適に着座できるという。

新規導入する三菱ふそう製のスーパーハイデッカー車(エアロクイーン)に搭載。シート配置は横3席×縦6列で、旅客定員は18人。車内にトイレや洗面台は設置されない。

運行開始日は東京~大阪(関東関西路線)が2月17日で、運賃は通常期が1万800円。東京~名古屋(関東愛知路線)が3月17日からで、同8800円となっている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  2. 多胡運輸が破産、首都高のローリー火災事故で損害賠償32億円
  3. ノンジャンル220台のマニアック車が集合…第15回自美研ミーティング
  4. Sズキが電動マッサージ器を「魔改造」、25mドラッグレースに挑戦!!
  5. 郵便局の集配車が「赤く蘇る」、KeePerが8000台を施工
  6. 【ホンダ ヴェゼル 改良新型】開発責任者に聞いた、改良に求められた「バリュー」と「世界観」とは
  7. ホンダ『ヴェゼル』マイナーチェンジで3グレードに集約、納期改善へ…「HuNT」「PLaY」新設定で個性強調
  8. 見逃せない! ホイールのブレーキダスト除去術 ~Weeklyメンテナンス~
  9. メルセデスベンツ『Gクラス』にEV誕生、4モーターで587馬力…北京モーターショー2024
  10. MINIに新種『エースマン』登場、航続406kmのEV…北京モーターショー2024
ランキングをもっと見る