ヒュンダイとキア、米国に追加投資…トランプ発言に配慮か

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ヒュンダイの米アラバマ工場
ヒュンダイの米アラバマ工場 全 1 枚 拡大写真

自動車メーカーに対する圧力とも受け取れる発言を繰り返している米国のトランプ次期大統領。今度は韓国の自動車メーカーが、米国への新たな投資計画を打ち出した。

これは、韓国最大の自動車メーカー、ヒュンダイグループが明らかにしたもの。傘下のキアモーターズと合わせて、今後5年間で米国に31億ドルを追加投資する、と発表している。

ヒュンダイは2005年5月、米国アラバマ州の工場を稼働させ、現地生産を開始。主力セダンの『ソナタ』と『エラントラ』などを生産し、その全量を、北米市場に出荷中。

またキアは2009年11月、米国唯一の生産拠点として、ジョージア州の工場で量産を開始。米国向け主力SUV、『ソレント』などを組み立てている。

同社は今回の新たな投資計画により、米国での雇用を増やすなど、米国経済への貢献をアピールする狙いがあるものと見られる。

《森脇稔》

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