熊本地震の復旧・復興工事の円滑な施工のために---国土交通省が対策へ

自動車 社会 行政
熊本地震での災害派遣(2016年4月)
熊本地震での災害派遣(2016年4月) 全 2 枚 拡大写真

国土交通省は、熊本地震等の復旧・復興工事の発注が本格化することから、円滑な施工確保に向けて、予定価格の適切な設定に必要となる「復興歩掛」や「復興係数」の導入など、新たな対策を実施すると発表した。

国交省では、昨年4月の熊本地震発生後、被災地における予定価格の適切な設定や、関係者間の定期的な情報共有など、公共工事の円滑な施工確保対策を実施してきた。今回、熊本県内における状況を踏まえ、新たな対策を実施する。

2月1日以降に契約する熊本県内の工事について、土工の日当たり標準作業量を20%低下する補正を設定するとともに、共通仮設費を1.1倍、現場管理費を1.1倍に補正する。

また、小規模長期工事における共通仮設費、現場管理費の加算など、被災地の実情を踏まえた積算のマニュアルを作成して普及を促進する。

これらの対策により、今後本格化する復旧・復興工事が円滑に進められるようにするともに、現場の状況を注視し、必要な対策を機動的に実施するとしている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  2. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
  3. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  4. フォード『ブロンコ』が60周年、初代をオマージュした記念パッケージが登場
  5. ホンダ『シビック』の顔が変わる! 英国版のグリルとバンパーが新デザインに
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る