2017年の世界新車販売、過去最高に…ノヴァ・スコシア銀行による見通し

自動車 ビジネス 海外マーケット
トヨタ・カムリ新型
トヨタ・カムリ新型 全 1 枚 拡大写真

カナダに本拠を置くノヴァ・スコシア銀行は1月19日、「グローバル自動車リポート」を公表し、2017年の世界新車販売が過去最高になるとの見通しを明らかにした。

世界最大の新車市場は、中国。2016年実績は、前年比13.7%増の2802万8000台と過去最高。4年連続で2000万台を突破した。同銀行は2017年の中国市場について、「2008年以来、初めて販売が減少する」と予想する。

一方、中国に次ぐ新車市場の米国は、3年連続で過去最高を更新する見通し。同銀行は、「米国では買い換え需要が増え、消費者の景気信頼感が高まり、借り入れ選択肢も魅力的」と、その理由について説明する。

また、新興国市場での自動車販売は、ここ数年振るわなかった。しかし同銀行は、「2017年は2012年以来、初めて増加に転じる」と見込む。買い換え需要が増えるのが、その理由という。

ノヴァ・スコシア銀行のカルロス・ゴメス上級エコノミスト兼自動車産業スペシャリストは、「新興国市場は、4年連続で減少。しかし2017年は、世界での販売増の原動力になる」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  2. 24年ぶり復活、新型ホンダ『プレリュード』ついに発売…価格は617万9800円
  3. ホンダ『S2000』も復活!? 新型『プレリュード』にチラつくロードスターの噂
  4. さらなる人馬一体へ!NDロードスター用「リビルトエンジン」発売、価格は65万7800円
  5. BMW、ケージ構造でヘルメット不要の電動スクーター『ビジョンCE』発表へ…IAAモビリティ2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る