本線上に停車してた逆走車と衝突、順走車の運転者が軽傷

自動車 社会 社会

20日午後4時10分ごろ、奈良県山添村内の名阪国道下り線で、逆走状態で本線上に停車していた軽トラックと、順走してきた別の軽トラックが正面衝突する事故が起きた。この事故で順走側の運転者が軽傷。警察は逆走車を運転していた80歳の男性から事情を聞いている。

奈良県警・高速隊によると、現場は山添村菅生付近で片側2車線。田原本町内に在住する80歳の男性が運転していた軽トラックは逆走状態で現場まで走行し、本線上に停車していたところ、順走してきた別の軽トラックが衝突した。

この事故で双方のクルマが中破。順走側のクルマを運転していた桜井市内に在住する54歳の男性が割れたガラス片で顔を切るなどの軽傷。逆走側の運転者にケガはなかった。

逆走側の車両は現場から約2.5km離れた神野口インターチェンジから本線へ進入したものとみられるが、運転していた男性は「なぜ逆走したのかわからない。怖くなって止まっていたらぶつけられた」などと供述しているようだ。警察では認知症の症状が出ている可能性も含め、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  2. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  3. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  4. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
  5. スバル『フォレスター』試乗して分かった日本車に対する本音とは…9月の試乗記ベスト5
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る