積雪で歩道使えず? 車道を歩いていた男性がクルマ2台にはねられ死亡

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21日午前0時ごろ、青森県弘前市内の市道で、車道部分を歩いていたとみられる68歳の男性に対し、進行してきた乗用車が衝突する事故が起きた。男性は数分後に別のクルマにもはねられて死亡している。

青森県警・弘前署によると、現場は弘前市泉野付近で片側1車線の直線区間、横断歩道や信号機は設置されていない。68歳の男性は車道部分を歩くか横断していたところ、進行してきた乗用車にはねられた。

男性は転倒した際に頭部を強打して路上に倒れこんでいたところ、約10分後に対向車線側を進行してきた軽乗用車にもはねられた。男性は近くの病院へ収容されたが、まもなく死亡している。最初に事故を起こした乗用車を運転していた31歳の男性と、次にはねた軽乗用車を運転していた62歳の男性にケガはなく、警察では両者から自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)容疑で事情を聞いている。

乗用車の運転者は事故直後に救急車の手配を行っていたが、聴取に対しては「ケガの状態から動かせるような状態ではないと思い、そのままにしていた」などと供述しているようだ。現場の歩道には除雪で生じた雪が積み上げられており、警察では死亡した男性が雪の無い車道を歩いていたものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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