トヨタ、米インディアナ工場に6億ドル投資…中型SUV増産へ
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今回の投資は、米国市場での主力中型SUVの『ハイランダー』への旺盛な需要に対応するのが目的。2019年秋から、ハイランダーの年間生産能力を4万台増強する。
さらに、今回の投資は、インディアナ工場全体を刷新することにも充当。設備の更新や新規導入、最新の生産技術を採用することにより、工場全体の競争力向上を図っる。また、今回の投資に関して、およそ400名の新規雇用が創出される見通し。
インディアナ工場における生産能力増強の決定は、これまでも継続的に進めてきた車両生産の現地化推進の一環。今後も米国で持続的成長に取り組んでいくトヨタの姿勢を象徴するもの。
北米トヨタのジム・レンツCEOは、「米国の既存工場の競争力をさらに向上させるべく、今後5年で米国に100億ドルを投じていく」と語っている。
《森脇稔》