【CES 2017】デンソー、近未来のインターフェイス実現へ向けて2台のデモ機を出展

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ホログラムで浮かんだ仮想の操作パネルを手で操作すると、超音波によって触感が得られる
ホログラムで浮かんだ仮想の操作パネルを手で操作すると、超音波によって触感が得られる 全 5 枚 拡大写真

デンソーは「より快適で、安心・安全な暮らしに貢献する技術」をテーマにCES2017へ出展。自社ブース内では同社が考える未来のHMI(Human Machine Interface)技術を使ってオーディオやエアコンなどを操作する2台のデモ機を出展した。

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ここで注目したのは、超音波を用いて空間上に触覚を作り出す技術を採用したHMIで、車室内にホログラムで作り出した仮想のオーディオやエアコンを操作すると超音波によってその反応が返ってくるというもの。ホログラムだけでは触れても反応が得られないが、手の動きに応じて超音波を当てることで触感を伝える。

ホログラムが見えない周囲からは奇異な動きとはなるが、それが見えるドライバーにとってはパネルまで手を伸ばさずに済み、ドライバーはより手元の近いところで操作が可能となる。超音波は下から当てられ、手の動きに応じて反応が返ってくる。まだ、パネルを操作したときのような確実性が得られるものではなかったが、近未来感覚にあふれた展示となった。

もう一台は、昨年度のCESにおいて、先進的な技術に贈られる「Best Auto Tech of CES 2016」を受賞した「Multi Area Controller(マルチエリア コントローラー)」の進化版。ドライバーの視線や頭の向きをセンサーが認識し、その動きにあわせてタッチレスでオーディオやエアコンなどの操作を可能にする技術。昨年版では手で操作する機能を用意していたが、今回はそれをすべて取り払い、すべてがドライバーの視線や頭の向きを検出して対応する。

驚いたのは、その動きの正確性だ。最初に簡単なキャリブレーションを取るだけで、後は視線や顔を動かすだけでその方向に操作が切り替わる。想像以上にスムーズに操作できていた。担当者によれば「回転させるといった複雑な操作はできないが、スイッチのON/OFFやレベル切り替えなどには対応可能。オーディオのソース切り替えや音量、エアコンの操作ぐらいなら十分な実用レベルにある」とのことだ。

《会田肇》

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