消防車の後部ステップから消防団員が転落---緊急走行ではなかった

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22日午前9時5分ごろ、千葉県市原市内の市道を走行していた同市消防団に所属する消防ポンプ車の後部ステップに同乗していた32歳の男性が転落する事故が起きた。男性は意識不明の重体となっている。

千葉県警・市原署によると、現場は市原市深城付近で車線区別のない幅員約4.5mの緩やかなカーブ。消防ポンプ車は近くにある消防団の車庫を出発。現場の左カーブを進行していたところ、車両後部のステップに同乗していた32歳の男性が転落した。

男性は転落した際に頭部を強打。近くの病院へ収容されたが、意識不明の重体となった。運転者を含む他の団員5人にケガはなく、警察では自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)や道路交通法違反(設備外乗車)容疑で事情を聞いている。

事故当時、消防車は市内にある防火施設のフェンス修復に向かう途中で、緊急走行はしていなかった。火災現場への緊急走行やその回送時には後部ステップへの乗車が認められているものの、今回は該当しない可能性があり、警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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