メルセデス・ベンツ日本は1月26日、メルセデスベンツ『ML350 BlueTEC 4マチック』などの着座検知装置に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは『ML350 BlueTEC 4マチック』『ML63 4マチック』『GLE350d 4マチック』『GLE350d 4マチック クーペ』『GL350 BlueTEC 4マチック』『GLS350d 4マチック』『GL550 4マチック』『GLS550 4マチック』『GL63 4マチック』『メルセデスAMG GLE43 4M C』『メルセデスAMG GLE63S 4M C』『メルセデスAMG GLE43 4M』『メルセデスAMG GLE63S 4M』『メルセデスAMG GLS63 4M』の14車種で、2015年7月10日~2016年9月1日に輸入された1433台。
助手席において、着座検知システム用コントロールユニットの制御プログラムが不適切なため、乗員がシート端部に着座し長時間静止すると、乗員として認識しないことがある。そのため、衝突時にエアバッグが作動せず、乗員が傷害を負うおそれがある。
改善措置として、全車両、助手席の着座検知システム用コントロールユニットの制御プログラムを書き換える。
不具合および事故は発生していない。ドイツ本社からの情報により発見した。