スズキ、インドのグジャラート工場が2月より稼働開始…生産能力25万台

自動車 ビジネス 企業動向
スズキ・モーター・グジャラート(SMG)社 グジャラート工場
スズキ・モーター・グジャラート(SMG)社 グジャラート工場 全 2 枚 拡大写真

スズキは、インドの四輪車生産子会社「スズキ・モーター・グジャラート(SMG)社」が建設していたグジャラート工場が完成し、2月1日より量産車の生産を開始すると発表した。

SMGは、インド自動車市場の拡大に備えた生産能力確保を目的として、2014年3月に設立した同国初のスズキ100%全額出資の四輪車生産会社。新工場は、同州ムンドラ港に近い位置にあり、欧州、アフリカや日本を含む海外への輸出基地として活用していく。グジャラート工場では、ハッチバックモデルの『バレーノ』を生産し、マルチ・スズキ社に供給し、同社「NEXA」店にて販売される。今後は、マルチ・スズキ社での販売状況を見ながら生産車種を増やしていく予定だ。

マルチ・スズキ社のグルガオン、マネサール両工場での2016年暦年の生産台数は151万5000台で、フル生産が続いていた。グジャラート工場では、今後徐々に生産を軌道に乗せていき、最終的には年間の生産能力は25万台となる。さらに、2019年初めの稼働を目指して、グジャラート第二工場とエンジン・トランスミッション工場の建設も計画しており、第二工場完成時にはインドの生産能力は200万台となる見込みで、拡大するインド自動車市場の需要に応えていく。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  2. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  3. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
  4. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
  5. アルファロメオの新型コンパクトSUV『ジュニア』日本発売、ハイブリッド車が420万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る