FCAジャパンは1月27日、タカタ製エアバッグのインフレーターの不具合を原因とする、クライスラー『ジープ・ラングラー アンリミテッド』などのリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。
対象となるのは、『ジープ・ラングラー アンリミテッド』『ジープ・ラングラー』『300Cツーリング』『300C』『300C SRT8』、ダッジ『チャージャー R/T』『チャージャー SRT8』『チャレンジャー SRT8』の8車種で、2004年12月20日~2012年11月14日に輸入された計9036台。
助手席用のエアバッグのインフレータ(膨張装置)において、ガス発生剤の吸湿防止が不適切であった場合、高い湿度の環境下で大きな温度変化を繰り返すと、ガス発生剤が劣化することがある。そのため、エアバッグ展開時にインフレータ容器が破損するおそれがある。
全車両、助手席用エアバッグのインフレータを対策品と交換する。なお、対策品の準備に時間を要することから、まずは全ての使用者に対しダイレクトメールにより連絡し、対策品が準備できた段階で再度連絡し、交換作業を行う。