米スバル、タカタ製エアバッグで7万台を追加リコール

自動車 テクノロジー 安全
スバル・トライベッカ
スバル・トライベッカ 全 3 枚 拡大写真

米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)は1月13日、スバルの米国法人、スバルオブアメリカから、タカタ製エアバッグインフレータの不具合による追加リコール(回収・無償修理)の届け出を受けたことを公表した。

画像:スバル トライベッカ

この追加リコールは、タカタ製のエアバッグのインフレータ(膨張装置)の不具合によるもの。ガス発生剤の吸湿防止が不適切なため、温度および湿度変化の繰り返しによりガス発生剤が劣化することがある。このため、エアバッグ展開時に、インフレータ容器が破損し、乗員が負傷するおそれがあるという内容。

追加リコールの対象になるのは、2009年モデルの『フォレスター』『レガシィ』、2006-2009年モデルの『トライベッカ』『インプレッサ』(WRX、STI含む)、2005‐2006年モデルの『バハ』(『レガシィ』のピックアップトラック)。米国の一部州で販売された6万9529台が、リコールに該当する。

スバルオブアメリカは、対象車を保有する顧客に通知。販売店において、助手席エアバッグインフレータを交換するリコール作業を実施する、としている。

《森脇稔》

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