消費者庁、三菱自動車に課徴金4.8億円納付命令…燃費不正で景品表示法違反

自動車 社会 行政
三菱eKスペースとeKワゴン
三菱eKスペースとeKワゴン 全 2 枚 拡大写真

消費者庁は、三菱自動車が軽自動車などの燃費測定方法で不正を行い、燃費をよく見せかけていたとして景品表示法に基づく行政処分と課徴金4億8507万円の納付を命令した。

【画像全2枚】

消費者庁では、三菱自が、軽自動車「eK」シリーズなどで、燃費測定方法で不正を行い、一般消費者に対して実際のものより商品が著しく優良であることを示して不当に顧客を呼び込み、カタログやウェブサイトに、消費者の自主的、合理的な選択を阻害するおそれがある表示をしていたことが景品表示法に違反するとしている。

三菱自にこうした行為について景品表示法に基づく措置命令と、8月28日までに課徴金納付を命令した。消費者庁は、三菱自から軽自動車をOEM調達していた日産自動車にも景品表示法に基づく措置命令を出した。

景品表示法は昨年4月に違反事業者への課徴金支払いを命令できるように制度が変更されており、三菱自が課徴金納付命令が出された初のケースとなった。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  2. 「さよなら50cc」歴史に敬意を込めたホンダ公式「50ccバイク」ロゴTシャツ発売
  3. 新型取締機JMA-520/401に対応、セルスターが一体型コンパクトレーダー探知機「AR-225A」を発売
  4. 日産『アリア』改良新型を世界初公開へ、Vモーショングリルのない新デザインに…ジャパンモビリティショー2025
  5. メルセデスベンツ『GLA』次世代型をいち早くプレビュー! 斬新なテールライト装備?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る