横浜ゴム、天然ゴムを持続可能な資源とするための活動に参画---国際ゴム研究会が提唱

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横浜ゴムは1月27日、天然ゴムや合成ゴムの生産国と消費国の政府で構成する国際ゴム研究会(IRSG)が提唱する天然ゴムを持続可能な資源とするための活動「SNR-i」の趣旨に賛同し、活動に参画すると発表した。

IRSGは天然ゴムの生産、加工、流通から消費に至るバリューチェーンを対象に経済・環境・社会が調和した持続可能な天然ゴム経済の確立を目指すSNR-iを展開している。SNR-iでは「生産性向上支援」「天然ゴムの品質向上」「森林の持続性支援」「水の管理」「人権、労働基本権への配慮」の5つの指針を設定し、賛同する企業・組織に指針に沿った自主的な活動および継続的な改善を促している。2016年12月現在、大手タイヤ・ゴムメーカーや原材料メーカーなど世界で38の企業・組織が参画している。

今後もタイヤの需要は世界人口の増加や自動車普及により拡大する見込みで、天然ゴムの需要も増加が予測されている。横浜ゴムではタイヤ・ゴムメーカーとしての社会的責任を認識し、同活動を積極的に推進していく。

《纐纈敏也@DAYS》

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