車両情報を利用したWebアプリを開発する「Webとクルマのハッカソン2017」開催

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車両情報を利用したWebアプリを開発する「Webとクルマのハッカソン2017」開催
車両情報を利用したWebアプリを開発する「Webとクルマのハッカソン2017」開催 全 7 枚 拡大写真

1月28日・29日の2日間にわたって、「Webとクルマのハッカソン2017」が実施された。車両情報を取得するためのAPI「Vehicle API」を利用してWebアプリケーションを開発するハッカソンだ。主催はWebとクルマのハッカソン2017実行委員会、事務局はKDDI総合研究所。

【画像全7枚】

今回のハッカソンでは、様々な自動車の走行状態に関するデータ(車速、アクセル、ブレーキ、エンジン回転数、オドメータ、ハンドル角度、燃費、車両位置、ドア状態、加速度、など)を利用し、さらに運転中のドライバーの生体情報(脈拍数、頭部の動き、視線の動き、まばたき等)が付加された走行データもサンプルとして利用可能であった。

参加者は8チームに分かれ、限られた時間の中でサービスの検討、Webアプリケーションの開発を行った。そして2日目の午後、各チームがその成果を発表し、以下のチームに最優秀賞、優秀賞、特別賞が授与された。

優秀賞
サービス名「ひやりん。」
認知能力が低下した老人の事故防止を目指したサービス。運転データや心拍数を機械学習によって分析し、客観的なヒヤリハット地点を算出。ヒヤリハット地点になると、画面に表示された赤ちゃんが、泣いたり怖がったりする。そこでは運転に気を付けましょう、というもの。老人に受け入れられやすい「赤ちゃん」を活用したことが評価された。

最優秀賞
サービス名「やさしい運転してますか」
福祉車両のドライバーが優しい運転ができているかどうかをモニタリングすることができるサービス。車両の振動を取得し、遠隔地にある水の入ったコップが、クルマの振動と同期して揺れるというもの。収集した情報を、アクチュエーターを介して情報を動きにまで反映させた点、クルマの外側にあるものを動かすという面白さが評価された。

特別賞
サービス名「今日から君がドライバー」
子供と一緒に運転を楽しむというコンセプト。スマートフォンをハンドル代わりにして子供に持たせ、実際の運転と同じようにハンドルを切ると得点があがるというもの。操作データを遅延なくスマートフォン上で利用できる点、ドライバー自身ではなく同乗者にフォーカスを当てた点が評価された。

《佐藤耕一》

日本自動車ジャーナリスト協会会員 佐藤耕一

自動車メディアの副編集長として活動したのち、IT企業にて自動車メーカー・サプライヤー向けのビジネス開発を経験し、のち独立。EV・電動車やCASE領域を中心に活動中。日本自動車ジャーナリスト協会会員

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