トヨタとレクサス、タカタ製エアバッグで追加リコール…米国

自動車 テクノロジー 安全
トヨタ・ヤリス(日本名:ヴィッツ)の先代モデル
トヨタ・ヤリス(日本名:ヴィッツ)の先代モデル 全 2 枚 拡大写真

米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)は1月中旬、トヨタ自動車の米国部門から、タカタ製エアバッグインフレータの不具合による追加リコール(回収・無償修理)の届け出を受けたと発表した。

今回の追加リコールは、タカタ製のエアバッグのインフレータ(膨張装置)の不具合が原因。ガス発生剤の吸湿防止が不適切なため、温度および湿度変化の繰り返しによりガス発生剤が劣化することがある。このため、エアバッグ展開時に、インフレータ容器が破損し、乗員が負傷するおそれがある。

追加リコールの対象になるのは、2009‐2012年モデルの『カローラ』、2007‐2009年モデルおよび2012年モデルの『ヤリス』(日本名:『ヴィッツ』)、2007‐2009年モデルおよび2012年モデルのレクサス『ES』、2006‐2008年モデルおよび2012年モデルのレクサス『IS』など。米国の一部州で販売された54万3326台が、リコールに該当する。

トヨタの米国部門は、対象車を保有する顧客に連絡。販売店において、助手席エアバッグインフレータまたは助手席エアバッグ一式を交換するリコール作業を行う予定。

《森脇稔》

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