ボッシュ、営業利益は14%減…2016年決算暫定値

自動車 ビジネス 企業動向
ボッシュ取締役会のフォルクマル・デナー会長
ボッシュ取締役会のフォルクマル・デナー会長 全 1 枚 拡大写真

ドイツに本拠を置く自動車部品大手、ボッシュグループは1月27日、2016年の通期決算(暫定値)を発表した。

同社の発表によると、2016年通期の売上高は、2年連続で700億ユーロを超えて、731億ユーロ(約8兆9565億円)と過去最高に。前年比は3.5%増だった。

一方、2016年通期の営業利益は、43億ユーロ(約5270億円)。前年の50億ユーロに対して、14%の減益となっている。これは、2016年の研究開発費が、およそ66億ユーロに達した影響。

地域別では、欧州の売上が引き続き、確かな伸びを記録。暫定値では、売上高は前年比3.4%増の386億ユーロを達成した。北米の売上高は、前年比ほぼ横ばいの124億ユーロ。アジア太平洋地域も、前年比8.1%増の208億ユーロと好調だった。

ボッシュ取締役会のフォルクマル・デナー会長は、「環境に恵まれなかったところはあるが、2016年に想定した成長率を達成できた」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ウイングいかつすぎ」「ホイールどうなってんだ」ド迫力デザインと圧倒的性能、ポルシェの最新「マンタイキット」にSNS興奮
  2. 「初代と瓜二つ」ルノー『トゥインゴ』新型、初代に着想を得たデザインが話題に!
  3. 車のバッテリー復活・延命テク完全ガイド! 補充電とケミカルでここまで変わる~Weeklyメンテナンス~
  4. 「日本一“ちょうどいい日産車”」小型セダン『セントラ』の進化に日本のファンも「気合い入りすぎw」と注目
  5. これがホンダ『フリード』!? ニューレトロに変身、ダムド話題の新作ボディキットがついに販売開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る