FCA、調整後の純利益は1.5倍 2016年通期決算

自動車 ビジネス 企業動向
FCA USの米本社
FCA USの米本社 全 1 枚 拡大写真

欧米の自動車大手、FCA (フィアット・クライスラー・オートモービルズ)は1月26日、2016年通期(1~12月)の決算を明らかにした。

同社の発表によると、2016年の売上高は、1110億1800万ユーロ(約13兆4972億円)。前年の1105億9500万ユーロに対して、0.4%増とわずかに伸びた。

また、2016年通期の調整後の純利益は、25億1600万ユーロ(約3060億円)。前年の17億0800万ユーロに対して、およそ1.5倍の大幅な増益を達成する。

好決算となった要因が、北米や欧州での好調な新車販売。また2015年は、北米での大規模なリコール(回収・無償修理)の対策費用を計上していたことも、2016年が大幅増益となった要因のひとつ。

なお、2016年第4四半期(10~12月)の決算は、売上高が、前年同期比1%増の297億1900万ユーロ(約3兆6130億円)。調整後の純利益は、前年同期に対して半減の5億3900万ユーロ(約655億円)と、公表されている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  2. ダイハツがブランド総合で首位、『ロッキー』が小型SUV部門を制す…JDパワーの新車初期品質調査
  3. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  4. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  5. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る