ボッシュ、内燃機関の改良に投資継続…合成燃料で炭酸ガス排出ゼロに

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ボッシュのウォーター インジェクションシステム
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ドイツに本拠を置く自動車部品大手、ボッシュは1月27日、内燃機関(ガソリン/ディーゼルエンジン)のさらなる改良のために、投資を継続すると発表した。

現在、電動化モビリティが注目されている。しかしボッシュは近い将来においては、内燃機関については現行型と部分電動化型の両方が、重要な役割を担い続けると見込む。

ボッシュの予測では、2025年までに世界の自動車生産はさらに増加し、1億0500万台に達する見通し。これに伴い、内燃機関を搭載した自動車の生産も8500万台に増えると見られ、ガソリンエンジンとディーゼルエンジンの部品需要も増大すると予想する。

ボッシュが目指すのは、自動車用内燃機関に適し、資源の節減と、自動車のカーボンニュートラル化に寄与する合成燃料の実用化。炭素分を含まない合成燃料を利用できるようになれば、炭酸ガスの排出もゼロになる。

ボッシュ取締役会のフォルクマル・デナー会長は、「未来の内燃機関は、地球温暖化防止に重要な役割を果たすようになるだろう」と述べている。

《森脇稔》

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