韓国のヒュンダイモーター(現代自動車。以下、ヒュンダイ)は1月25日、2016年通期の連結決算(傘下のキアモーターズを含む)を公表した。
同社の発表によると、売上高は93兆6500億ウォン(約9兆1780億円)。前年の91兆9600億ウォンに対して、1.8%増えた。
一方、純利益は5兆7200億ウォン(約5605億円)。前年の6兆5090億ウォンに対して12.1%減と、4年連続の減益となっている。
2016年のヒュンダイ単体の世界新車販売は、486万0049台。前年比は2.1%減だった。
ヒュンダイは、2016年通期決算が減益となった要因について、「2016年後半、労働組合の度重なるストライキによって、生産コストが増大。新興国の経済減速も影響した」と説明している。