JR京葉線 海浜幕張と新習志野の間につくる新駅の構想が、前進した。新駅の位置は、イオンモール幕張新都心付近、高架橋が上下線で独立し、下り線が地上階、上り線が2階付近を走っているため、線路間に高さが違うホームを置く予定。
千葉県、千葉市、習志野市、イオンモールなどが、JR東日本に調査を依頼し、結果が出たことを受け、4者が1月31日に発表したもの。
新駅位置は、千葉市美浜区浜田2丁目で、海浜幕張駅と新習志野駅のほぼ中間点を予定。駅舎は線路南側(海側)に置き、イオンモール幕張新都心に向く。上記のように上下2層の高架の関係で、上下線路の間に、下りホームを1階部分、上りホームを2階に置く。
また、新駅市の北側には京葉線や武蔵野線の電車基地「京葉車両センター」があるため、その上をまたぐ自由通路(約150m)も設置する。位置は新駅東側(蘇我方面)。
概算事業費は約180億円。内訳は新駅に130億円、自由通路に50億円。工期は新駅が約6年、自由通路が約7年と見込む。4者は今後、調査会として概算事業費などの内容を確認していく。