マツダ、販売順調も円高影響で営業益4割減 第3四半期決算

自動車 ビジネス 企業動向
マツダCX-9新型
マツダCX-9新型 全 2 枚 拡大写真

マツダは2月2日、2016年4~12月期(第3四半期累計)の連結決算を発表した。

それによると、売上高は2兆3486億円(前年同期比-7.8%)、営業利益は1019億円(-41.2%)、経常利益は1179億円(-31.4%)、四半期純利益は799億円(-35.3%)だった。

第3四半期連結累計期間のグローバル販売台数は、『CX-3』や『CX-9』、中国に導入した『CX-4』などの販売が好調だったこともあり、同1.5%増の116万2000台となった。

市場別内訳は、国内が13万2000台(-19.0%)、北米が33万1000台(-4.2%)、欧州が19万1000台(+4.1%)、中国は22万7000台(+28.7%)、その他地域は28万1000台(+1.4%)だった。

売上高は為替相場の円高影響もあり、7.8%の減収。営業利益もコスト改善などの取組みを強化したものの、為替影響等により、同41.2%減となった。

通期連結業績見通しは、為替の円安基調を織り込み、売上高を3兆2000億円(前回予想比+500億円)へ上方修正。しかし、北米等の販売状況および品質関連費用の増加などから、営業利益は1300億円(-200億円)、経常利益は1350億円(-200億円)、純利益は900億円(-100億円)へ下方修正した。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スイスポ最終モデルの完全進化形! BLITZが手掛けた“走りと快適”の完熟セットアップPR
  2. これが最後のガソリンエンジンか!? BMW『X5 M』が歴代最強の700馬力オーバーに
  3. 月額500円、新型ドライブレコーダー付き自動車保険 東京海上日動が2026年1月に発売
  4. 新型ハイパーカー『オーロラ』、外観デザイン確定…1850馬力ハイブリッド搭載
  5. 名車「964型ポルシェ 911」を最新の姿に甦らせる、シンガーが最新レストア作品披露へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る