プロトコーポレーション、グーネットのデータを日銀の企業物価指数へ提供

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プロトコーポレーションは、日本銀行が2月10日に移行する「企業物価指数(2015年基準)」にクルマ・ポータルサイト「グーネット」で構築したデータを提供したと発表した。

日本銀行が作成・公表している企業物価指数は、企業間で取引される同一品質の商品の価格を大量かつ継続的に調査することで、市場における商品全体の需給動向を把握する統計。その結果は、景気動向や金融政策の判断材料、企業間の商取引における値決めの参考指標などとして利用されている。

商品のモデルチェンジの際には、通常、何らかの品質変化を伴うため、同一品質の商品を継続的に調査するのは難しい。そこで、モデルチェンジ等のため、調査対象商品の入れ替えを行う際には、新旧商品の価格変化から品質変化に相当する部分を控除する「品質調整」を行う必要がある。

今回、プロトコーポレーションが企業物価指数へ提供したデータは、過去10年間の乗用車の標準価格とその品質を表す特性値など。日本銀行では、企業物価指数の2015年基準指数への移行にあたり、同データを活用することで、乗用車について高い精度での品質調整を行うことが可能となる。

《纐纈敏也@DAYS》

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