スマート ブラバス フォーツー、期間限定の“最強”モデル[写真蔵]

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スマートブラバス フォーツーエクスクルーシブリミテッド
スマートブラバス フォーツーエクスクルーシブリミテッド 全 32 枚 拡大写真

日本自動車輸入組合(JAIA)が毎年2月に開催している輸入車試乗会が今年も行われ、73台もの輸入車が試乗に提供された。その中の1台、メルセデス・ベンツ日本が用意したスマート『ブラバス フォーツー エクスクルーシブ』は、2017年3月までの期間限定で注文を受け付けている。

スマートブラバスは、スポーティでダイナミックな個性をアピールするために、“Monoblock IX”8ツインスポークアルミホイールや、スポーツエグゾーストシステム&ツインクロームエグゾーストエンド、フロントスポイラー、リアスカート等を装備。インテリアも本革スポーツシートやコックピットクロック&レブカウンター、エクスクルーシブダッシュボード、スポーツステアリング(ナッパレザー、グレーステッチ入、高さ調節機能付)が採用された。

また、エンジンは専用の直列3気筒ターボエンジンを搭載。燃圧を2バール高めるとともに空気供給量の最適化を図り、最高出力109ps(ターボモデル比+19ps)、最大トルク170Nm(ターボモデル比+35Nm)を発生し、最高速度は165km/hを達成。0-100km/h加速は9.5秒(ターボモデル比ー1.8秒)を実現している。

トランスミッションも専用の6速デュアルクラッチトランスミッション(DCT)“ツイナミック”を搭載。これは、ノーマルモデルに対してシフトスピードを最大40%向上するとともに、ギア比を改変してパフォーマンスも向上。さらに、停止状態からの加速を最大化させる“レーススタート機能”が装備される。

サスペンションにも手が加えられた。ターボに比べ硬さを20%アップし、フロントアクスルに設定したアンチロールバーによりロールを9%減少。専用のチューニングを施したESPを採用し、スポーティなドライブフィールを実現しているという。

専用のダイレクトステアリングシステムは、路面状態がよりダイレクトに伝わるようチューニングを施した車速感応型の可変ギアレシオステアリングを採用するとともに、リターントルクを高め、より強くタイヤグリップ感をドライバーに伝えることでステアリングフィールを向上させている。

価格は297万円。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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