【スズキ スイフト RSt 試乗】バイク感覚の走り、スイフトスポーツへの期待高まる…諸星陽一

試乗記 国産車
スズキ スイフト RSt
スズキ スイフト RSt 全 8 枚 拡大写真

新型『スイフト』に用意された1リットルターボエンジン搭載車の「RSt」は、スイフトスポーツを彷彿とさせるキビキビした走りを楽しめる味付けだった。

【画像全8枚】

新しいスイフトはHEARTECT(ハーテクト)と命名された新しいプラットフォームを採用し、革命的な軽量化と高いシャシー性能を両立させた。用意されたパワーユニットは1リットルの直噴ターボ、1.2リットル自然吸気、1.2リットル自然吸気マイルドハイブリッドの3種。なかでも1リットルターボはFFのみの設定で、ミッションもハイブリッドのCVTではなく、6ATが採用されている。

ターボエンジンは低回転から過給が効くタイプのセッティングで、発進からグイグイ加速していく。3気筒なのでアイドリング時や低速走行時には振動が若干気になるが、回していくとそれをしのぐ気持ちよさを感じられる。そういえば、昔のチューニングエンジンは、低回転でバラついても実用域が気持ち良かった。そこまで極端ではないが、そうしたことを思い出させてくれる潔さがスイフトRStにはある。

さらにハンドリングも気持ちいい。スイフトのRS系は日本だけでなくヨーロッパにも持ち込んで足まわりのセッティングを行ったという。直進状態ではビシッとした中立感を持ち、そこからステアリングを切り込むとススッとノーズが内側に向く。いわゆる素直なハンドリングで、ステアリング操作とクルマの動きがシンクロ。正確なハンドリングが楽しめる。

連続車線変更など右に左にステアリングを切るようなところだと、まるでバイクに乗っているような感覚でヒラリヒラリとクルマを走らせられる。クルマが軽いので余分な揺り返しなどがなく、じつに軽快。このシャシーでスイフトスポーツを復活させたら、凄いクルマが出来そう…と今からワクワクしてしまった。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★

諸星陽一|モータージャーナリスト
自動車雑誌の編集部員を経て、23歳でフリーランスのジャーナリストとなる。20歳代後半からは、富士フレッシュマンレースなどに7年間参戦。サーキットでは写真撮影も行う、フォトジャーナリストとして活動中。趣味は料理。

《諸星陽一》

諸星陽一

自動車雑誌の編集部員を経て、23歳でフリーランスのジャーナリストとなる。20歳代後半からは、富士フレッシュマンレースなどに7年間参戦。サーキットでは写真撮影も行う、フォトジャーナリストとして活動中。趣味は料理。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 次期トヨタ『GRスープラ』はハンマーヘッド顔に!? 450ps級ハイブリッドで2027年登場の可能性
  2. 【トヨタ RAV4 新型試乗】おそろしくスムーズなハイブリッド、まさに「至れり尽くせり」…中村孝仁
  3. ホンダ23車種、ガソリンが漏れるおそれ…6月掲載のリコール記事まとめ
  4. 初代ホンダ NSXベースのスーパーカー『Tensei(転生)』、北米販売体制が決定
  5. ホンダ23車種・3364台をリコール 低圧燃料ポンプ交換作業に不備
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. ETASとエレクトロビット、ADAS向け統合ソフトウェア基盤を発表…人とくるまのテクノロジー展 2026
  2. ボッシュがなぜ「しろくまくん」を買収したのか? “熱とAI”が変える、SDV時代の勝算
  3. BMW工場にヒューマノイド「Figure 03」導入…フィジカルAIで全身協調制御
  4. BYD12万人の技術力と日本市場への本気度、補助金逆風下「ラッコ」の戦略とは…BYD Auto Japan 東福寺厚樹 代表取締役社長[インタビュー]
  5. バックミラーは「銀座4丁目」だった…電子ミラー最大手「ジェンテックス」が握る車内センシングの主導権
ランキングをもっと見る