トヨタ自動車のインド車両生産・販売会社、トヨタ・キルロスカ・モーター(TKM)は2月上旬、1月のインド新車販売台数を公表した。総販売台数は1万1252台(輸出を含む)。前年同月比は22%増と、3か月連続で前年実績を上回った。
1月実績の1万1252台の内訳は、インド国内販売分が1万0336台。前年同月比は21.4%増と、3か月連続のプラスとなった。
車種別実績では、2016年5月に発売した新型ミニバンの『イノーバ クリスタ』が好調。8月にガソリン車を追加したこともあり、人気が続く。また、SUVの『フォーチュナー』も、新型の販売が好調。
また、TKMは2012年4月から、現地生産車の『エティオス』シリーズの海外向け輸出を開始。1月はこのエティオスを、916台輸出した。前年同月に対して、23%増と大きく増え、3か月連続の前年超え。
2016年の新車販売台数(輸出を含む)は14万6016台。前年比は6.2%減だった。TKMのN・ラジャ営業&マーケティング担当上級副社長は、「1月はインド国内において、21%の伸びを記録した」と述べている。