ロータス エキシージ スポーツ350、軽量化を追求した“スポーツ”復活[写真蔵]

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ロータス エキシージスポーツ350ロードスター
ロータス エキシージスポーツ350ロードスター 全 32 枚 拡大写真
ロータス『エキシージ スポーツ350ロードスター』は、過去、『エリーゼスポーツ』や、『エリーゼスポーツ220』などに冠された“スポーツ”の名称を復活させたモデル。更に軽く、より性能にフォーカスしたドライビングを目指し開発された。

その重量は、クーペで1125kgと『エキシージS』より51kg軽量化。更にロードスターでは10kgマイナスの1115kgとなる。これは、エキシージS の全てのパーツを計量し、究極の軽量化を目指し、あらゆる面から再検討を行ったことで、軽量化につながったという。具体的には、ルーバーを装着したテールゲートパネルの導入や、軽量化バッテリー、軽量のエンジンマウント、シフトノブを露出したセンターコンソール、HVACパイプの軽量化、そして防音材の最適化などにより実現した。

搭載されるエンジンは3.5リットルV6スーパーチャージャーで、その出力は350ps、最大トルクは400Nmを発揮。その結果、0-100km/hは3.8秒(MTは3.9秒)、最高速は274km/hとなった。

ギアボックスは6速MTと6速ATが選択でき、ATの操作は、コックピットのセンターコンソールに埋め込まれたボタンで操作する。シフトアップは240ミリセカンドで行われ、コンピューターによるギアチェンジの最適化によって、0-100km/h加速はMTより0.1秒短縮される。

価格は6速MTで972万円、6速ATは1022万7600円である。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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